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倭姫様巡幸先をめぐる旅

劇団ニュース第一弾は、再来年の倭姫様のお芝居に向けて、元伊勢めぐりをしてきた話題です。
急に寒くなった今年の秋ですが、10月24日、日曜日、奥山号に乗り込んだ一行は、一路、奈良県は宇陀市へと、向かったのでした。

まず最初に到着したのは、宇陀市の阿紀神社。倭姫様巡幸の第一番目の地です。大和の田園風景に囲まれた、神明造りの神殿。400年前に造られたという能舞台では、今も蛍能なるものが、行われているそうです。ちょっと観てみたい・・・そんな気がしました。

そして、篠畑神社(ささはた)、宇流富志禰神社(うるふしね)、神戸神社(かんべ)、都美恵神社(つみえ)と巡りました。
都美恵神社から見渡すと、前方には、ピラミッド型の大きな山、また、その横に、いくつかの小さなピラミッド型の山があり、その不思議な風景は、まさに、山、川、森すべてに神々を感じる大和路。古代の人々の思い、また、倭姫様の思いを彷彿とさせるものがありました。

余談ですが、同じ、天照大神さまをお祀りする神社でも、鳥居の形が違うことに気づき、帰ってから、少し調べてみると、鳥居には、神明鳥居と、明神鳥居があることがわかりました。
次回、巡幸先をめぐる旅は、滋賀県甲賀の頓宮(とんぐう)から、再開します。
(伊藤由美子)

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